色々な感情はただ感じてあげればいいのです。
意味をつけずに、ただ観てあげれば流れて行きます。
空の雲の流れを観るように。
同じ雲が戻ってくることがないように、私達の心に浮かんだ感情も、同じものが現れることはありません。
私達は観察者ですから、
私達に現れてくるものを、
嫌だとか、
感じたくないとか、
あるいは、
自分なりに解釈して観るなどをやめて、
ありのままに、
思い浮かぶままに、
感じて、観てあげるなら、
自然に流れて行きます。
川の流れに、同じ水がないように、
私達の感情も同じものはありません。
同じものが繰り返し現れる時は、
私達が、嫌ったり、抑えたり、曲げて解釈した時です。
現れる感情をただ、現れるままに、観てあげれば、
感情も自由に来て自由に去ります。
私の体が私ではないように、
感情も私ではありません。
起きてくることもありません。
私達は夢の中で、
起きてくるものを観ている者です。
夢の中で、
声を出しても、嫌だと言っても、逃げても、やっつけようとしても、
海の波と戦っているようなことです。
感情は、海の波と同じです。
現れる形をただ、観てあげれば去ります。
雲や波が同じ形がないように、
あなたがこだわらずに観るなら、
同じ感情に苦しむこともないのです。