神が人間になるまで(ラムサ)
昔、人間は、
自分自身が神だと知っていながら、数千年間生きていた。
それから少しずつ、自分自身が神だと言うことを忘れ始めた。
神々は、この人間としての遊びに夢中だったからだ。
神々にとっては、この世界で、生きることが全てとなった。
それから、人間は死を恐れ始めて、生存や嫉妬、所有などを経験し始めた。
それから、人間は永遠の生命の力の意識を忘れ始めた。
体は弱くなり、脳の能力も落ち始めた。
能力が減退して、人間には段々恐怖と言う感情が現れた。
恐怖から、人間は体の病気が現れ、その苦痛が始まった。
人間世界の始まりは、偉大な思想から始まったが、体や脳の衰えから、思想も弱くなり制限的になった。
恐怖から始まった生存への執着が始まり、煩悩として残った。
人間が体験した全ては、人間の細胞に記録され、残されるのだ。
神は、自分を表現したい欲望を持って、物質世界へ入って来た。
だけど、人間の肉体的な制限から、逃れられなかった。
人間としての死を迎えた時、神は空間へと入って行った。
その空間は、神意識にも、物質世界にも戻れない所だった。
神はもう、無限の意識の世界へ戻れなくなった。
人間世界の制限と言う意識を持ち続けてしまったからだ。
その神は、この人間世界の遊びが忘れられず、又戻れることを望んだ。
それで神は、自身の種を得て、それで又人間世界に戻った。
神々は、人間世界に深く入り込み、輪廻が始まった。
こうして、この人間世界が神々にとって全てになり、その神性を忘れて行った。
神々は全知全能で無限な知識も、忘れてしまった。
神々は、制限ある世界、制限ある生、制限ある考えだけを経験するのだと、合理化した。
自分には力がないと、考え始めた全知全能だった神々は、
地上にあるエゴに集まり染まり始めた。
自分が一番知っていると言う者が現れた。
それは、宗教となり、それが更に人々を神から分離させた。
力で人を支配しなくても、宗教は人を楽に支配出来た。
宗教は、人を無力だと教えた。
だが人は、永遠の記憶があるのだ。
全ての生を記憶する。
宗教が、神は外側にいて、あなたは悲惨な存在であると、何度も言い聞かされると、その魂の中に記憶される。
それが、数千年間続いた。
数千年間を輪廻しながら、人間は、このような教えを信じて来た。
人々は自分は悪人で、神は外側にいると信じていて、自分は神から見れば、取るに足らない存在だと信じるようになった。
人間が神の道に入れるのは、宗教団体や聖職者となるか、又は神の戒律を守って生きることだと、思うようになった。
人間が、自分自身が真実だと言うことを受け入れなくなった時、
本来の自分の力を諦め、宗教団体を信じ、依存するようになった。
人間は一人一人独特な存在であり、一人一人が独特な冒険をする資格がある。
人間は、人間の体を借りて数千年を輪廻した。
自分が神でないと思っている間は、輪廻するようになっているからだ。
人間として存在している間に、
自分が神だと気づくまでだ。
ーラムサー
ラムサは3万5千年前の、アトランティス時代の魂で、その時に目覚めた神です。
ラムサは、こうして人間世界に、目覚めを促すべく、娘のチャネラーを通して声をかけています。