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himeroguのブログ

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両極の感情が同時に現れる世界

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貧乏も豊かさも一つの感情である。

この世界は二元性だから、常に両極の感情が同時に現れている。

だから、貧乏の感情を捨てて、豊かな感情だけを得ようとすると、豊かさも得られなくなる。

貧乏の感情を捨てた時に、豊かさの感情も捨てられるからだ。


この二元性の世界では、

憎しみの感情を捨てて、愛の感情だけを感じることは出来ないし、

苦しみの感情を捨てて、楽な感情だけを得ることは出来ない。

悲しみの感情を捨てて、喜びの感情だけを得ることは出来ない。

無能感の感情を捨てて、有能感の感情だけを得ることは出来ない。

二元性の世界では、

不安があるから安心を感じることが出来るし、

不和があるから調和を考え、

不満の感情を知って、満足の感情を知ることが出来る。

マイナスがあればプラスも現れ、
光があれば影が現れるように、

常に良い感情と、悪い感情が一緒に現れる。

良い自分がいれば、悪い自分がいる。

良い自分だけを手にし、悪い自分だけを捨てることは出来ない。

悪い自分を捨てると良い自分も捨てられる。

良いも悪いも、光も影も、マイナスもプラスも、
全てを受け入れた時に、自分を愛することが出来る。

自分の中の嫌いな部分も受け入れた時に、自分を丸ごと受け入れ、愛せる。


嫌いな感情を見ないフリをすると、その感情は無意識の領域に入っていく。

見たくない痛みや苦しみの感情を見ないフリをして、

無意識の中に捨てられてしまった沢山の感情達は、

無意識の中でそれぞれ人格を持ち始めて、

心の影として座り込み、何かある度に現れ、問題を起こす。

運命さえ左右される。

だから、嫌いな自分の感情が現れたら、それにスポットライトを当ててあげることだ。

その感情を認めて、愛してあげる作業が必要だ。

その作業は、毎日、舞瞬必要だ。

無意識の中に見捨てられた、痛みの感情達が、上がってくる度に、

その感情を丁寧に見てあげて、感じてあげることが、

自分と自分をつなぐ愛の道である。

自身の痛みの感情を、見捨てたままでは、本当の幸せは得られない。

自分が自身の感情をしっかり見て、認めてあげた時から、物質的にも精神的にも豊かになれる。


アルコールやタバコをやめられない人は、

やめられない自分の弱さを、見ないフリをしたり、何かしらの言い訳をするか、詰ったりしやすいが、

どんな自分でも、ただ判断なしで見てあげれば、いいのである。

今、アルコールを呑んで、タバコを吸っている自分を、判断なしでただ見つめてあげれば、

自然とやめられるようになる。

良し悪しの判断をしないで、ただありのままに見てあげることが大事である。

アルコールを呑んでいる自分や、タバコを吸っている自分自身を、自分がありのままに受け入れてあげれば、

アルコールやタバコを呑みたい感情が満足して、もう、欲しくなくなるからだ。

自分の中から現れる感情達は、自分の子供のように、自分に認めてもらいたがっているのだ。

両親や、配偶者や周りの人々から、愛されていても、
肝心な自分自身が自分を愛せないなら、

無意識の中に入って苦しむ感情達を癒すことは出来ない。

痛みの感情達は、いつまでも自分自身から、ありのままに愛される時を、待っているのだ。

この痛みや悲しみの感情を、ありのままに受け入れて、愛せた時に、誠の豊さにも恵まれるのだ。