もし現在あなたが、世界から疎外された気分に陥ちいってるとしたら、
その気持ちはとても辛いものです。
私達は分離を体験中ですから、沢山の辛い感情を体験しますが、
その中でも疎外されてる感情は耐え難いものです。
分離感は、私達のエゴが一番恐れる、見捨てられた感情であり、見捨てた感情でもありますが、
その分離感があるから逆に、
繋がってる感情や、愛する人との連結感も感じることが出来ます。
ですが、私達はつい、愛する感情だけを手にし、
疎外の嫌な感情を捨てようとしますが、
両方とも受け入れる必要があります。
この世界は善も悪もありませんし、良いも悪いもありません。
全て、ありのままで、良いのです。
ありのままのあなた自身を愛することです。
それが無条件の愛です。
あなたの中にある悪い部分を捨てようとすれば、良い部分も捨てられます。
もし現在、あなたが疎外感を感じてるなら、あなたの無意識の中で、寂しさや不安に震えてる感情が隠れています。
それを見ないフリせずに、積極的に見てあげて、感じてあげてください。
あなたの感情は、あなたの子供であり、あなたに見て欲しくて現れるのですが、
あなたがそれを嫌って見ないでいると、その子供は離れることが出来ずに、
あなたに認めてもらうまで付きまといます。
あなた自身の良い部分も、悪い部分も、疎外感も、ひっくるめて、受け入れて愛してあげてください。
他人から愛されない、あなたの内面の子供を、あなたの無意識の中に捨ててしまわないでください。
無意識の中で、あなたに見てもらえなかった子供は、あなたに見てもらうまで過激な態度で、現れ続けます。
まるで不良になった子供が、悪いことばかりして、大人の気を引こうとするようなものです。
疎外感を感じてる子供は、まず憤怒の感情で知らせますが、
それを無視すると、次は羞恥心で現れます。
それからば不安となり、何処かに逃げたい感情で上がって来ます。
その次は、自分に問題があると勘違いして、自信をなくします。
ですが、
現れる感情の全てを受け入れ、感じてあげて、認めてあげれば、
疎外感の感情は、あなたに認めてもらったと感じて、満足してあなたから離れます。
子供の気持ちを大人が、分かってあげて認めてあげれば、
自信を持てる子供に育つのと同じです。
上がってくる感情を、その度に見て、充分に感じてあげて、認めてあげて下さい。
憤怒、羞恥心、不安、罪意識、自信の無さなどの感情を、全て受け入れてあげれば、
どんな感情もあなたから、自然に離れて行きますし、
一度受け入れられた感情は、あなたから自立し、自立した感情はあなたを助け始めます。
自立した子供は、あなたを助けるのと一緒です。
良いも悪いも、マイナスもプラスも、闇も光も、
ありのままに受け入れることが出来てるなら、あなたは、無条件の愛の中にいるのです。
自分には何も良い部分がないと思っているなら、あなたは、あなたの感情を受け入れていないのです。
まず、自分には良い部分がないと感じる、その感情を受け入れることから始めればよいのです。
起きてくることや、考えや、感情を、その都度、見て、感じて、認めるなら、
1年も経たないうちに、感情による苦しみはほとんどなくなります。