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12因縁の苦しみ

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人の苦しみは仏陀の教えである12因縁から来ますが、


仏陀は、私も世界もない、目に見えるもの全てがない、無であり、空だと言います。


なのに私達は「生まれた」と錯覚してますから、私は「有る」と思い、


誰もが、私は「有る」と言う勘違いの「無明」を生きています。


そして、この無明から12因縁が起きて来ます。


私達は目に見えてるものを欲しがり、他人からも愛されようと必死になります。


つまり「愛」に「執着」して、愛したものを手に入れる、「取る」「行動」をします。

無明の中で愛を感じたものを、手に「取る」「行い」が「有」って、その意識が又「生」を作りだします。


有る→執着→取る→行動→生を、繰り返します。


生が生まれれば、老、病、死、も生まれますから、私達は繰り返し、生、老、病、死、の苦しみを生きることになります。


私も世界も無いのに、有ると言う勘違いの世界の無明を生きてるから、

有(生)→気(錯覚)→触→受→をして、
その為に、老→病→死、を招いてると言うことです。


有ると言う勘違いから、

目の前にある対象を見て「愛欲」を感じて、

それを「取る」行動をし、「触」し、「受」し、

やがて、「老」いて、「病」になり、「死」を迎える、の繰り返しです。


愛した人や家や車などを手に入れようとする「原因」があり、

愛したものが、いずれ古くなって、傷ついて、死にますから、

私達はその度に苦しむ「結果」を作り出してるのだといいます。


こうして12因縁が廻り続けることを、苦しみの輪廻といいます。


この世界は幻想であり、何もない「無」であり、「空」なのに、有ると錯覚して執着しますから、

老、病、死、の苦しみが後からついて来るのです。

人の苦しみの全ては「有る」と言う妄想から、12因縁の苦しみを生きることになります。


私達の苦しみは進化や目覚めの過程でもありますが、


だからこそ、この世界が幻想だと言う事実を早く知れば「無明」からも抜け出せるし、


そうなれば、生きる苦しみがなくなって、

涅槃の喜びを生きることが出来るのです。