感情はただ感じてあげれば自然に去ります。
感じたくないと抵抗してしまうと、感情は自分の仕事が完了するまで、去ることが出来ずに、まとわりつきます。
まとわりつくだけじゃなく、あなたの意識の下に沈み、あなたをコントロールし始めます。
感情も私達も生命体です。
私達は本来「空」ですから、空間から現れて空間へ帰ります。
感情も空間から現れ、空間へ帰ります。
それが、
私達が、嫌な気分を避けたり無視したりすると、現れた感情達は、自分の仕事が遂行できないので、空間へ帰れなくなります。
私達も空間から現れて、
空間から現れた感情を感じる為に、
自分を設定して来たのです。
私達は本来は、愛の空間にいる存在で、根源の心ですが、
根源の心は、全てを知りたがる存在ですから、
沢山の感情を創って、それを体験する為に生まれたのです。
なのに、その感情を嫌がり、避けると、生まれた意味が有りません。
感情が現れたら、ただ感じてあげれば、早く去ります。
抵抗してると、感情はあなたの無意識の中に入り込んで、いつまでも、あなたを苦しめます。
感情は、感じてくれて、認めてくれることを待っているのです。
それが感情の仕事ですから。
そして、私達は感情を感じる為の、五感を持って生まれたのです。
人は、知らないことを知りたがりますが、
それが神の心です。
一つの根源だった私達は、分離して、一斉に、色々なことを観て体験しています。
カラオケの多角面のミラーボールが、バラバラに割れて、ミラーの一つ一つの別々の角度から、観るように設定されました。
ですから、人は皆んな観る方向や解釈も違います。
色々な感情を感じて、色々な方面から観ることを通して、神は自分を知ることが出来て、向上して行きますから、
私達自身が神の破片であり、現れる感情を感じる、義務を持っているのです。
生きている間に沢山の感情を感じて、成長し、意識を拡大していくことが、私達の仕事です。
ですから、感情を感じてあげて下さい。
抵抗せずに、感じてあげれば、感情は早く去ります。
どんな感情も積極的に感じようと思うなら、
どんな感情が現れてもへちゃらになれます。
積極的に感情を感じてあげれば、感情は私達を守るエネルギーとなってくれますが、
避けると、感情は私達の敵になるのです。
嫌な感情を好きになろうと努力する人がいますが、
これも、好きになろうと言う努力がストレスになりますから、
努力せずに、ただ、感じてあげればよいのです。
ただ、ありのままに観て感じることが出来れば、それが一番楽で、早道になります。