私達は本来、感情を留める必要がないのです。
私達の心は宇宙が入るくらいに無限な空間なのですから、
どんな感情も無限の空間へ流れて行くのです。
流れる川に、大きな木の枝が落ちて川の流れを止めると、
その上に木の葉などが溜まって、流れが悪くなります。
私達の感情も、
何かしらの抵抗から、心に留まり、
その感情の上に又新たな感情が重なって、
重くなってるのです。
感情を嫌がったり抑えたりすると、その感情は、あなたの中で、人格化して大きくなります。
その人格化した感情の波動が、似た波動を呼び込むので、
あなたは、その人格化した感情に左右される人生を歩んでしまいます。
どんなに辛い感情も、純粋に受け入れるなら、そんなに長く続きませんし、
入って来た感情は、あなたに何かしらの気づきを与える為なのですから、
こんな感情は感じたくないと、抑えたり嫌ったりすると、
いつまでもあなたにつきまとい、あなたを苦しめ続けるのです。
私達は本来、何の問題もない存在のはずですが、
3次元密度に生まれた瞬間から、間違った常識に挟まって、正しい方面が見えなくなってるのです。
そして、本来の自分の存在の大きさにも気づいていないのです。
地球の常識が否定で続いてるので、私達は生まれながらに否定を身につけてしまってるのです。
感情は、現れても流れて行くものです。
恐怖や不安な感情も、ありのままに感じてあげれば、そんなに長く留まっていないのですが、
あなたが怖がって、嫌だと拒否するから、大きく長くなり、
しまいには、本当に怖いことが起きるのです。
大勢の人の中では、
沢山の感情が交じり合うことでしょう。
一人一人が沢山の感情の波動を出し合っているので、
私達の波動も、それを知らず知らず、受け取っているのです。
否定的な社会に慣れてしまってる私達は、
否定のエネルギーに引き寄せやすいのです。
その為に私達は常に苦しい思いをしてるので、
そこへ否定的な感情が現れると、 急いで、その感情を振り払おうするのです。
ですが、感情はあなたが受け入れるまで、消えないのです。
現れる感情は、ありのままに受け入れて、ありのままに観ると流れて行くのです。
私達は、起きてくる物事を、
ありのままに観る観察者なのです。
観察者ですから、
感情に引き込まれず冷静でいられるはずなのです。
私達の一瞬一瞬は、
宇宙の光によって映し出されてる映像ですから。
本当は恐怖も不安も寂しさも絶望も、ないのです。
私達は空っぽな空間に、
自分の意識が創り出してる、
映像を観ているだけですから。