自分自身が馬鹿に思えても、そのままの感情を感じ切って下さい。
感情は必ず対極の感情と一緒に現れますから、
馬鹿だと感じる時に、賢いと思う感情も一緒に現れているのです。
ですが、馬鹿だと言う感情が嫌で、抑えたり、感じないようにしていると、
賢いと言う感情も感じられなくなるのです。
宇宙は常に対極があり、プラスとマイナス、陽と陰、光と影があるように、
感情にも必ず対極があるのです。
疑問が現れた瞬間に答えも現れているように、
苦しさの対極に楽があり、
悲しみの対極に喜びがあり、
出逢いの対極に別れがあるように、
あなたが嫌だと思う感情の対極の感情も一緒に現れているのです。
ですが「不快の感情」が嫌で抑えて居ると、同時に「快」の感情も抑えられてしまうのです。
不快な感情を抑えて、快の感情だけを感じることは出来ないのです。
プラスがあると必ずマイナスもあるのです。
自分に自信がない時でも、
抵抗せずにその感情を感じ切るなら、
後から清々しい自信が現れるのです。
悲しい感情を感じ切った後は、
キラキラした喜びが現れます。
純粋に感じることです。
私は馬鹿だ…
私は自信がない…
悲しい…
時々弁解の気持ちや、理由付けなどの考えも現れるかも知れませんが、
それはそれで、現れるままに感じてあげるのです。
あなたの子供の気持ちを聞いてあげるように、
ありのままに、現れるままに、
あなたの感情や考えを聞いて、
感じてあげて下さい。
それを感じ切った後には、
私は賢い。
私は自信がある。
喜びに浸っている。
このように対極の感情が現れるでしょう。
私達は、今この瞬間にしか存在しません。
私達の5感は、今のこの一瞬、一瞬しか感じることが出来ないからです。
この5感が感じる一瞬、一瞬に現れる感情や考えに抵抗せず、
現れるままに感じてあげるなら、
感情や考えも、一瞬、一瞬入っては流れると言う、自然な流れとなるのです。
それが本来の自然な私達であり、観察者として生きることなのです。