無能だと言う思いを抑えると、
対極にある有能だと言う思いも抑えてしまいます。
悲しみを抑えていると、対極の感情である喜びも現れません。
感情は、常に対極を持っています。
無能感と同時に有能感も持っているのです。
人は、無能だと言う感情を感じたくないので、無意識に無能感を抑えてしまいますから、
抑えられてる無能感と言うエネルギーは反発します。
全てのエネルギーは抑えると反発するのです。
抑えられたエネルギーは、
その人の心の中で、強く、大きくなります。
そして、その大きくなったエネルギーは、無意識化し、人をますます、無能だと思い込ませて、何も出来なくさせてしまいます。
自分の中で、自分は無能だと言う感情エネルギーが上がって来た時は、
そのまま、その無能感を受け入れてあげれば、無能感のエネルギーは自然に消えて行きます。
閉じ込められていた、感情エネルギーは自由な空間へ、無限の宇宙空間へと流れて行きます。
全ての感情は、受け入れて、認められる為に現れます。
子供の頃に、母親に認められなくて、無意識に自分自身の中に閉じ込めてしまった感情エネルギーを
、
自分自身が母親の気持ちとなり、認めて上げて、自由にさせて上げればいいのです。
無能と言う感情エネルギーが自由になると、対極にある有能と言う感情エネルギーが現れます。
無能感と一緒に抑えられていた、有能感のエネルギーも、
自由になれるのです。
感情は、エゴから現れます。
エゴは観察を嫌いますから、観察するとエゴは消えます。
ですから、
嫌な感情が現れた時は抑えたり嫌ったりせずに、
感じて、観察して上げで下さい。
すると、
嫌な感情エネルギーはなくなり、
対極に隠れていた良い感情のエネルギーも、
自由に感じることが出来るのです。