愛と恐れは同じ周波数
究極な恐れと究極な愛は両極にありながら、同じ周波数にあります。
ですから、恐れを理解すれば愛になります。
紐の両極にある恐れと愛の端っこを、輪ゴムのように丸めれば、恐れと愛は重なるのです。
私達は、２つの恐れを持っています。
一つは、根源から分離された恐れと、エゴの投影です。
源から離れ、エゴと言う怪物がつけられているのですから、
人は絶えず恐れているのです。
エゴは休みなく囁きます。
人より立派になれ、
馬鹿にされてはいけない、
成功しなきゃならない、
人から凄いと言われたい、
あれもこれも必要だ、
などなどと、
エゴは私達をエゴの奴隷にします。
私と言うエゴから離れられないのです。
私と言う怪物を、力いっぱい掴んで手離せないのですから、
常に人は恐れています。
恐れと愛は同じ周波数ではありますが、
恐れを理解し、自分を手離さなければ、愛を手に入れることは難しいのです。
あなたが愛し、愛されたい人の前で更に強い恐れが現れるのは、
それは、拒絶の恐れからです。
恐れは理解すれば消えますから、
相手のことを充分に知って理解出来ていれば、恐れはなくなります。
それと同じように、この世界を観察し、理解するなら、恐れは消えて、愛が現れるでしょう。
あなたが恐れを感じている相手に対して、理解を深めれば、愛し、愛されるようになるのですが、
実はこれほど難しいものはありません。
私達は根源から離れた恐れと、エゴの囁きの恐れで、
毎日が一杯一杯なのですから。
私達は恐れを理解し、愛になろうと生まれて来ていると、言われています。
エゴは見つめると消えます。
恐れも見つめれば消えるのです。
相手を見つめて、観察し、理解するなら、
私達はエゴから離れた観察者となり、
ありのままに観察する根源の存在の周波数になれます。
恐れから離れて愛の存在である、根源の心になれるのです。
私達は自分を直視することさえ出来ません。
ですが、自分を恐れず、観察するなら、世界は変わります。
私が私を理解出来た瞬間から、私への愛に変わるのです。
私が私を愛せるなら、世界を愛せるのです。
私を批判なく、ありのままに受け入れ、愛すること、
それこそ根源の愛なのです。
