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左脳と右脳と感情

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左脳の一部分に感情の脳として、プログラムされている部分がありますが、

それは、外からの刺激によって、自動で反応し、感情を誘発させます。

そしてそれが誘発されてから、止まるまで90秒かかります。

怒りの感情などは、自動で誘発されるようにプログラムされてますが、

怒りで分泌された化学成分により、私達は感情を感じます。

その感情が発生してから、
血流を完全に通過するまで、
90秒間かかるようです。

ですから、感情を感じる時間は、体の血管全部を廻る間の90秒間だけのようですが、

それ以上に続く場合は、私達自身がそれを止められなくなっているのだと言います。

感情が起きて、化学成分が分泌され、その化学成分が、体を回り切る90秒間だけだと言うことを知って、

嫌な感情が起きた時に、自分の感情の動きを観察し、
プログラムされた時間よりも長くかかっているなら、

感情の動きに対して、心のブレーキのかけ方が分かって来ます。

90秒間の時間以上にかかっているなら、それは私達自身が、

何かしらの感情の消化を遅らせる考え方をしているのかも知れません。

これらの怒りや否定的な考えや感情は、主に左脳から発生します。

左脳を働かせずに、右脳を働かせるようにすれば、

右脳は愛と平和と安心の領域ですから、

その幸せな気分だけで生きることが出来るようです。

左脳の一部分の働きが止まると、
時空間の感覚も止まるようです。

次空間の感覚が止まれば、
この瞬間だけを感じ、

その瞬間は、この世界では感じることがない幸せ感を感じることが出来るようです。

この瞬間に集中して生きる習慣を作れば、
左脳の働きを弱くさせて、右脳を活発にさせることが出来ます。

左脳は、人との関係を維持する為にあるようですから、

時々人から離れて、
一人でいる時間を作るなら、
左脳が鎮まり右脳が働きやすくなります。

一人の時間を作り、右脳を活発にさせる生活を心かければ、

人は、誰でも幸せになれます。

左脳の働きはエゴの働きです。

私達一人一人が左脳を持つことで、別々の個性を持つようになったのだと見られています。

私達は、色々なことを左脳を使って考えていますが、

その作業をすればするほど、
左脳に支配されやすく、左脳特有のエゴに走りやすくなります。

左脳の支配から抜け出すなら、私達は幸せになれます。

修行をしている僧侶の方々には、右脳が活発に働いているようです。

右脳は分離のない、一つの世界と繋がりやすい、領域かも知れません。

私達の普通の人も出来るだけ、
人から離れて、自分一人の時間を持つようにするなら、

右脳が活性化して、幸せを感じやすくなるのだと言います。