私達の人生は私達自身が創った映画で、
どんな家か、どんな両親に生まれるか、の初期設定を自らして、
それぞれが決めた設定や、役割によって感じる感情を体験する為ですが、
しかし、あまりにもその関係が辛いなら、その関係から離れることが良いかも知れません。
家族の場合は相手が成長しても、小さい頃と同じ態度で接しやすいですし、
家族の中で一番下に生まれた人は、甘えん坊だと言われますが、
それは、周りの人達がいつまでも、そういう見方をするから、いつまでも甘えん坊でいるのです。
あるいは、一番下だから、弱い者扱いや、自分達のストレスをぶつける者のように扱われてしまい、
そのように扱われて育った人は、外に出てもそのように扱われやすいのです。
それは、生まれた時からそのように扱われたので、
自分はそのように扱われるべきの価値のない人間だと思い込んでるからです。
自分は価値のない人間だという間違った考えで生きるのは、辛すぎますから、
その考えは、周りから刷り込まれた間違った考えだと気づく必要があるのです。
それに気づく方法は、その考えが上がって来た時に、考えの中に入って観てあげることです。
考えはあなたが、周りからこういう見方をされてるよ、と教える為に現れてますから、
そう見られてるんだね〜と、いう風に認めるだけで、その考えはあなたから離れます。
そう見られてるんだね〜と認めれば、次の考えの、そう見られない為にどうしたらいいか?のような考えが現れます。
その時は、あなたは一つ高いラインに立つことが出来ていますが、
ですがまだ、苦しい考えを嫌って観ないフリをしたり、逃げたり、抵抗すると、その考えはしつこくついて来ますから、
いつのまにかあなたは、その考えが自分だと勘違いするようになります。
「間違った考えと自分を同一視」してしまうのです。
両親や兄弟達に、あなたは駄目な人間だと、知らず知らず思い込ませられたものを、
あなたは、それが本来の自分だと思い込んで苦しむのです。
考えや感情は、全て錯覚です。
ですが、その考えから逃げてる間は、その考えから離れられないのです。
あなたに刷り込まれた考えや感情を、あなたが観てあげて、
ああ、そう思われてるんだな〜と、
認めるまで考えはあなたから離れないのですから、
あなたは、いつまでもその考えを捨てられずに、駄目な自分の役割を演じ続けるのです。
ですが実は、駄目な役割を演じてるのがあなたではなく、
あなたから離れることができないでいる考えが、あなたの中で人格化して、あなたのフリをしているのです。
駄目な自分という考えの同じライン上には立派な自分という考えが現れているのですが、
駄目な自分を受け入れないから、立派な自分も立ち止まってるのです。
駄目な自分だと考えてる自分を受け入れた時に、立派な自分が現れるのです。
ですが、それでも周りの人達が駄目なあなたという見方を続けるなら、
その人達から離れた方がいいです。
そういう見方を続ける人達は、自分の弱さを他人のせいにしたいのです。
そしてあなたのせいにして、自分達の弱さを、あなたに刷り込ませて、弱い自分から逃げているのです。
目の前にいる人を絶対認めない人達は、自分自身を認めない人達ですから自分に自信がない人達ですが、
あなたがそういう人達の影響を受ける必要はありません。
一緒にいた人達から離れるのは、始めは怖いかも知れませんが、怖い感情も良く観察して、受け入れてあげれば、
反対側にあった勇気の感情が現れますから、行動に踏み切れるのです。
あなたを引き下ろす人達から離れれるなら、
駄目な自分を演じる役割をしないで済むので、本来のあなたに戻りやすいし、
すると本来の勇気と自信が湧いて来ます。
あなたを引き下ろす人達は、自分に自信がないから、あなたを引き下ろして、自分を上げたいのですが、
現実はそうなれないから、いつまでもあなたを苦しめます。
するとあなたは、いつまでも自信のないあなたを演じ続けるしかないのです。
自信のある人達は、他人の良い部分を観てくれます。
自信のある人達は、あなたを引き下ろしたりしません。
もしパートナーや、友達が、微妙にあなたを引き下そうとするなら、自信のない人ですから、
そのパートナーや友達からも出来れば離れた方が良いです。
人は、周りから見る目の影響を受けやすいのです。
量子は周りが観るように動くのですから。
ですから、あなたが変わる努力をするのではなく、
あなたをどんな見方をする人達かを、見極めることが肝心です。
あなたを正しく観てくれる環境があなたを変えるのです。
もしあなたがまだ未成年であり、どうしても環境を変えられない場合は、今の自分の考えや感情を観察してあげて下さい。
そして、私は今このような考えでいるんだ…?と、素直に認めてあげて受け入れてあげれば、
同じライン上に上がってる反対側の、ステキな考えが現れてくるのです。
駄目な自分から立派な自分、
弱い自分から強い自分、
出来ない自分から出来る自分が現れるのです。
それからは、辛い人生映画が、いつのまにか楽しい人生映画に変わってるのです。
私達は本来駄目な私はありませんが、駄目な私で生きることはどんな感情か?を知りたいので、
辛くて悲しい人生映画を選んで観ているのです。