全てこの世は舞台である。
ーセェイクスピアー
この現実は夢であり、ゲームですから、
夢の中で何かに執着したり、人に勝とうとしたり、地位が上がって喜んでいても、
目覚めて見れば、ただの夢です。
人は、周りの人達に良く見せようとして、疲れ切ってしまいますが、
宇宙は一つで私達も一つなのです。
つまり、「私」しかいないのです。
私が一人芝居をやっているようなものなんです。
沢山に分離して、色々な場所で、色々な感情を味わって、全ての自分を観ています。
ですから、人に勝つことや、腹を立てることも、復讐なども必要ないのです。
私達は色々な感情や考えに苦しみますが、
感情や考えは私達のものではないのです。
そもそも「私」はいないのですから。
お金持ちや貧乏や、地位が有るとか無いなどの、
区別も有りません。
私達は体を持っている為に分離感を感じますが、
体がなくなれば体の粒子は自由に戻り、宇宙の一つに戻ります。
すると粒子の私達は、宇宙の全知識が自然に入って来ます。
死を迎え体を脱いだ時、私達は、一瞬に全てを知ります。
愛に戻るのです。
愛がない世界を知る為に、憎しみ、嫉妬、怒り、恐怖などの世界を創って、
自ら体験しているのです。
あなたが今悲しんでいるなら、悲しみを観る夢を選んだのです。
あなたが今苦しんでいるなら、苦しみを観る夢を選んだのです。
ですから今あなたが、悲しみや苦しみがただの夢だと知るなら、
ホッとしませんか?
現実は私達自身が創って来たゲームであり、夢であり、演劇なのです。