私達が現実と向き合っている間は、常に自我が活発に働いています。
自我は、自分の利益しか考えないし、他人や自分を分離させます。
ですから、なるべく現実から離れた環境にいる方が良いのです。
すると今度は、孤独に悩まされたり、誰かを思い出して、それを悩んだり、腹を立てたりするかも知れません。
人から離れていても、人や現実に悩まされてしまうのです。
それでもなるべく一人の環境を作り、その中にいるようにするなら、
自我も段々と静かになります。
そして、あなたの奥底を見つめてください。
すると世界や人との分離がなくなり、
あなたは徐々に目覚めるでしょう。
私達は、地球のゲームの、お金や人間関係に、どっぷり浸かっていて、
その中にいる間は、常に心が騒がしいですし、
悩みも尽きません。
サイのツノのように独り歩め、の
仏陀の言葉のように、
この世界は「空」ですから、独りでいても、賑やかな場所にいても、
本来、私達は独りなのです。
私独りの世界なのですが、それに気づく為には、独りでいて、自分自身とだけ、向き合うことです。
宇宙は私独りです。
独りでいても、大勢で賑やかにいても、
本来、私達は独りですが、
現実の、目に見えるものばかり見ているなら、
あなたは、いつまでも苦しいのです。
自分を見つめて、自我が発する想念を見張り、良い想念に変えるなら、あなたの世界は変わります。
私達の中には、全てを知っている存在がいますが、
自我が忙しく考えて、働いている間は、
全てを知っている存在は目覚めません。
あなたの自我を静かにさせて、あなたの中の、全てを知っている存在に気づいて下さい。
そして、その存在に全てを任せてください。
その存在はあなたを、とんでもなく幸せで完璧な世界へ、案内してくれる事でしょう。