私達は、上手く行かなかった時に他人のせいにしたり国や政治のせいにしやすいですが、
この場合は自分の大事なエネルギーを、
相手に渡していることになります。
夫や妻のせいにし、
相手に自分のエネルギーを渡してしまっています。
それからは、その人の幸せは相手次第になります。
相手に全ての力や権力を渡したから、
自分には力がないと思っています。
力のない人は相手のせいにするしかないんですね。
自分の幸せは自分の責任で生きることを放棄していながら、
夫や妻が私の幸せの鍵を持っていると、考えています。
良い鍵を持っている相手に出会えば幸せの鍵を貰えると思っています。
幸せの条件が結婚だと思ってる人は、
自分が幸せになれる日はいつになるか?と考えたり、待っています。
これは他人中心な考え方であり、自分一人では自分を幸せに出来ないと決めていますから、
他人が現れるまで幸せにはなれないのです。
これは他人中心なんですよね。
この考えを変えて、
自分自身の幸せに自分が責任を受け入れた時に、
他人中心から自分中心になれます。
自分自身においての全ての責任を受け入れると、
態度も考え方も、結果の受け取り方も変わります。
自分の幸せへの責任がありますから、
相手に対してものをはっきり言えるようになります。
あやふやな態度で、相手の言いなりになりません。
一緒にいる人には物事を明瞭に伝え、
深く理解し合い、それを話し合おうとします。
自分や相手の役割を考え、合理的な判断をして、それぞれに役割分担を提案し合います。
失敗しても後悔したり誰かのせいにしません。
失敗から目を逸らさず、何がいけなかったのか検討しなおし、同じ失敗はしないよう、心に決めます。
自分の幸せを自分で責任を感じている人は、
嫌な記憶を引きずりません。
常に今と未来だけを考えます。
過去はもうありません。
そして自分の幸せに責任を持つ人は、人からどう思われるか考えません。
人がどう思うかより、自分が自分の幸せをどれだけ考えてるかに関心があります。
自分の幸せは自分の責任ですから、
人に責任を問いません。
人に責任があると思わないから、
人に親切です。
人の幸せを尊重します。
人の考えや発言を尊重します。
人は自分を映す鏡だと知っています。
自分では観ることの出来ない自分の全体像を、
相手が観てくれてますから。
このような人は、
人に自分のエネルギーを、
人に明け渡すことはありませんから、
エネルギーに満ち溢れていて、
人に分け与えることもできます。
幸せをお金や物が与えてくれると思う人が多くいますが、
お金や物では、
人はいつまでも満たされません。
欲だけが強くなり不足感に苦しみます。
私達が満たされるのは幸せを感じる心です。
人に喜びを与え自分自身の幸せの責任は、自分にあることを知るなら、
その人はどの瞬間にも、
完璧に満たされている人です。
そのような人は、
人に責任を問うこともないでしょう。