最近は一人で旅行や食事をする人が多いですね。
一人は寂しいとか、家族もいないから可哀想だと思われがちですが、
一人でいる時間は一番価値のある時間のような気がします。
ゆっくり自分を見つめて、自分自身を知るチャンスなのです。
気が合う人同士なら長い時間を一緒にいても楽しいですが、
それでもどうしても気を使います。
気心知れてる夫婦間でも一日中一緒にいるとやはり、気疲れしますし、口喧嘩に発展しやすいですね。
いつのまにか私達の脳は疲労しているかも知れません。
そして愚痴を言いたい人といると、
その人の話を嫌でも聞いてあげるしか有りませんね。
愚痴を聞かされた後の私達の脳は、
否定的な言葉を処理するのに忙しくなります。
脳は、否定的な感情を調節しようとするので、疲労します。
ですから、どうしても愚痴を言う人と一緒にいると疲労しやすくなりますね。
そしてストレスホルモンであるコルチゾールも分泌されますから、
脳は大変なストレスになります。
一人でいると、自分の好きなように動けるし、自分自身を観察出来ますから、
自分を満足させる方法も分かって来ますよね。
孤独力も付きます。
50〜60代の間に、この孤独力をしっかり付けておきたいですね。
私達はいつかは一人になりますから。
その時にただ寂しい思いだけの時間を過ごしたくないですし、
人は一人でいる方が自然なのだと言う気持ちで過ごせますね。
人は一人でいる時に心の底から自由を感じます。